山口節子 著書  - Works -

児童文学作家、山口節子が手がけた作品をご紹介します。

としばあちゃんのケン玉作戦

まろい

てらいんく

イラスト: 山口 そら

詩・山口節子&イラスト・孫娘の山口そらとのはじめてのコラボレーションです。イラストの生命力あふれるトランペットの響きに励まされながら、詩は地を這う風のように来し方から学び取ったもろもろをふるいにかけて、「まろい」の詩を紡ぎました。

としばあちゃんのケン玉作戦

としばあちゃんのケン玉作戦

岩崎書店

絵: 長野 ヒデ子

ケン玉が出来ない孫のトチオに、ケン玉の師匠を名乗りでたばあちゃん。突然「おなかすいたあ」と入ってきた見ず知らずのばあさんを、シングルマザーで出版社で働いているママは食卓に招く。ケン玉大会は子どもたちとお年寄りの大熱戦。

としばあちゃんのオムレツ作戦

としばあちゃんのオムレツ作戦

岩崎書店

絵: 長野 ヒデ子

4年生のトチオのクラスでは、オムレツコンテストをひらくことになった。卵が割れないトチオに「卵割りの極意を伝授いたそう」とばあちゃん。友達とオムレツづくりの練習が始まり、フライパンに火をつけると大きな火柱が。わっ、火事だ!

ぼく きえちゃったよ

ぼく きえちゃったよ

草土文化

絵: 坪谷 令子

3人目の赤ちゃんを産んだママが病院から帰ってきた。ママはじっと赤ん坊をみつめたまま、ぼくのことは忘れたみたいだ。おにいちゃんも急にパパみたいな声をだす。末っ子のヒロくんは大パニック。ついに幼稚園のトイレに立てこもる。

としばあちゃんのまっ黒なべ

としばあちゃんのまっ黒なべ(青空文庫)

日本標準

 

としばあちゃんは、ものを捨てるのがだいっきらい。ママがまっ白な新しいおなべを買ってきた。ばあちゃんのまっ黒なべはついに捨てられた。「まだ使えるのにもったいないねえ」と、ばあちゃんは拾ってきてキッチンに戻した。さあ大変。

菜の花さいたら

菜の花さいたら

新日本出版

絵: 中村 悦子

ある日とつぜん、かっぺいの家に犬を連れた黒ブチメガネの男があらわれた。かあちゃんは黒ブチの犬を預かるという。うちには老犬だけど可愛いランちゃんがいるのに。2匹の犬とママと黒ブチ。やがてランちゃんに最後の時がおとずれる。

そらちゃんとカラスボッチ

そらちゃんとカラスボッチ

新日本出版

絵: 篠崎 三朗

そらちゃんがけんかひろばで遊んでいると、さくらの木の上にスプーンくらいの小さな男の子があらわれた。不思議なシャボン玉に乗って「とよしなばあばの国」へ。カラスボッチや妖精たちのいのちを守るため、そらちゃんキックで大活躍。

そらちゃんとへびひめさま

そらちゃんとへびひめさま

新日本出版

絵: 篠崎 三朗

とよしなばあばの田舎で遊んでいると、「へびひめさまがたいへんだ。たすけてくれ」と、とんぶりが迎えにきた。辺りにヘドロの臭いがたちこめ、生きものはみなぐったり。川を汚しているニセ薬売りの大がまとそらちゃんキックの一騎打ち。

空とぶ太陽の神ヒルコ (ゆかいな神さま)

空とぶ太陽の神ヒルコ ― ゆかいな神さまシリーズ

新日本出版

絵: 菅野 由貴子

太陽の神ヒルコと島の人々が平和に暮らしていたある日、海から黒雲の大魔王が島を奪いにやってきた。ヒルコは洞穴へ閉じ込められ、島は闇に包まれる。野ねずみの助けで地上に出たヒルコは、島の生きものと力を合せ、島に平和を取り戻す。

たたらをふむ女神カナヤゴ―ゆかいな神さま

たたらをふむ女神カナヤゴ ― ゆかいな神さまシリーズ

新日本出版

絵: 里見 有

る村の小さな姉弟が稲穂を摘み取っている。手から血がにじむ。カナヤゴは稲を刈る手鎌を二人に授ける。村人は、カナヤゴに鉄づくりの教えを乞う。たたらの鉄づくりを聞きつけ「刀を百本つくれ」と言ってくるが、農具以外はつくらない。

おどって!ウズメ (ゆかいな神さま)

おどって!ウズメ ― ゆかいな神さまシリーズ

新日本出版

絵: 里見 有

ウズメさまは何もできない女神。でも、そこにいるだけで人々は幸せな気持ちになる。ウズメさまは踊りが大好き。魚が何日もやって来ない。ウズメさまは岬に立って魚招きの舞を舞い続け、魚がやってくる。しかし人々は魚を追って争いが。

てんぷらばあちゃん

てんぷらばあちゃん

岩崎書店

絵: こぐれ けんじろう

ばあちゃんはてんぷらを揚げるのが大好き。ママがお出かけするとすぐにてんぷらを揚げはじめる。たくさんのお皿には山盛りのてんぷら。「こんなに揚げて、だれがたべるのよ!」帰ってきたママの目が三角にとんがって雷が落ちる。

大きなリュックのサンタクロース

大きなリュックのサンタクロース

文溪堂

絵: 福田 いわお

あと二日でクリスマス。でも今年はサンタクロースが来ないかもしれない。お母さんとけんかして、お父さんが家出中なのだ。まいこはお父さんを捜し出し、ないしょばなし。イヴの夜リュックを背負ったサンタクロースがそっとドアをたたく。

おにばばときんのくさり

20世紀のすてきな女性たち 8  しあわせと平和がほしい (マザー・テレサ)

岩崎書店

 

父を失ったテレサ一家の生活は苦しくなる。神学校を出るとすぐに、もっとも貧しい人々のために生きようとスラム街へ。スラムの子どもたちに青空学校を。神への愛と強い意志で「死にゆく人々の家」「孤児の家」などに生涯を捧げる。

犬といっしょに。

犬といっしょに。

あかね書房

監修: 柴内 裕子

児童館のふれあい活動でセラピー犬がやってきた。犬とふれあい仲良くするには、つきあうルールを学ぼう。犬のことをよく知ろう。セラピー犬は小児病棟へもやってきた。犬たちに出会えて病気の子どもたちの表情が生き生きとかがやく。

あかいさばくのまじょ

あかいさばくのまじょ

佼成出版社

絵: おぼ まこと

赤い砂漠にへんてこりんな音楽隊がやってきた。みどりおおかみや、ふえふきがえるたちは、バラの石の中に眠らされていたローズを目覚めさせ、砂の下に埋まっている城を探しに出発。闇の大魔王の巨大なクモに行く手を阻まられた一行は?

ちえちゃんのおはじき

ちえちゃんのおはじき

佼成出版

絵: 大畑 いくの

そらはおばあちゃんの生まれた神楽坂へ。おばあちゃんとちえちゃんが銀杏の下に埋めたというおはじきを掘りだすと、あたり一面火の海。戦争の時代にタイムスリップしたそらちゃんが見たものは、燃えさかる神楽堂で踊る女の子と・・。

へちまばあさん

へちまばあさん(紙芝居)

童心社

絵: 大和田 美鈴

へちまの苗を抱えたりほに、おせっかいなおばあさんが、苗を植えてあげると庭に入ってきた。おばあさんが植えてくれたへちまはぐんぐん育ち、やがて立派なへちまが棚にぶら下がった。おばあさんはママたちにへちま水づくりの教室を開く。

おにばばときんのくさり

おにばばときんのくさり(紙芝居)

草土文化

絵: 村田 エミコ

子どもたちが留守番をしていると、おにばばがおかあさんに成りすましてやってくる。夜中におにばばだと気づき子どもたち逃げ出す。おにばばはどんどん追いかけてくる。木に登って隠れると、水に映った影を見ておにばばは木に登ってきた。

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